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「ER」5th season 第1話 その2  「続・重症頭部外傷」

ヘリで搬送された重症頭部外傷の消防士の治療をしています。

■34分40秒
患者のご家族が到着しました。まだ何も知らない妻は笑顔です。
彼女に夫の厳しい状態を伝えなければなりません。
我々だとドラマのように廊下の片隅で立ち話をすることはありません。
落ち着ける部屋で、座ってゆっくり話します。

on a ventilator:人工呼吸器につながっている。人工呼吸管理されている。
日本では人工呼吸器をrespirator と呼ぶことが多いです。
(「レスピを準備して!」とか)

prognosis:予後。予後不良とは死の可能性が高いということ。

monitor the pressure in his brain:脳圧をモニターする
28分35秒ではICP という略語が使われています。
脳圧・頭蓋内圧 intracranial pressure (ICP) は重要な指標です。
頭蓋内に血腫ができたり、脳が浮腫をおこすと、限られた頭蓋内空間に容積が増えるので圧が高くなります。圧が高いほど重症です。圧を下げるためには、薬剤を使ったり、外減圧と言って頭蓋骨をはずして圧を下げる手術をすることもあります。

cranial:頭蓋の。 cranial nerve :脳神経(12種類の総称)

説明を聞いた妻は brain-dead か?もう脳死なのか?と尋ねました。
pupils が 4mm と散瞳していないこと、除皮質硬直を示していること、sluggish とはいえ対光反射があること、などから現在の状態は脳死ではありません。
しかし、このまま脳の腫れが悪化すれば、数日後に脳死に陥ってしまう危険が高い、と
Dr Green は判断しています。

その時は、life support 生命維持装置をどうするか考えなくては。と言っています。

『ER』では、臓器提供・臓器移植の話が 1st season からしょっちゅう出てきますね。
日本でも少しずつおこなわれてきています。

今回は happy ending なepisode ではなかったのが残念でした。

■17分–18分30秒
患者さん・家族へのご説明という意味で、この外傷の前の episode も重要でした。
学生 Lucy は、説明するときにちゃんと椅子に座らせてから説明しています。

しかし、喧噪の待合室で周囲に他の患者さんや家族がいるところですから
よくないと思います。ERではこのような場面がしょっちゅう出てきますが。

また学生Lucyが専門用語で話したために、患者の妻が混乱して、患者と帰ってしまう。
という話でした。われわれも常に、説明のときはわかりやすく、と心がけています。
 layman's terms:普通の人にわかる言葉で
字幕では layman terms になっていますが、これでもよいようです。

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