スタッフブログ

みなさん、あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いいたします

【長いですが、結論は、医師緊急募集中、ということです】

昨年は岐阜大から山田先生、環境保健医学から佐藤先生をお迎えし、2018年に小谷先生と2人ではじめた救急医学講座でしたが、ようやく救急医療らしい形を展開できるようになりました

入院担当患者は、尿路感染とそれに続発した敗血症患者を中心に、診断の困難な患者、原因不明の全身管理を要する患者、急性薬物中毒など。常時4~10人ほどの入院患者を担当できる診療科になりました
外傷・急性腹症、院内急変、病院前救急は外傷センター、脳卒中は高度脳卒中センター、ICUは麻酔科管理というなかで、大学病院であるが故のピットフォールに陥りがちな疾患をキャッチする、また、地方中核病院の救急診療として担うべき診療の基盤となる診療を大学の中で示すことが出来るようになりつつある、という点で有意義な診療科になりつつあると感じています

総合診療科との協力関係もより強固なものとなり、常に一緒に診療・教育などに取り組む形になっています
また、救急指導医が外傷センターの渡部先生と、私、山田先生の3人になったことから、島根大学病院救命救急センター・高度外傷センターは救急指導医認定施設となりました。
島根から、救急指導医を輩出していくことが出来るようになります
次年度からは、総合診療科との協力関係をより強化し、6年生の実習は「救急・総合診療科」と1つのユニットに統合して学生を受け入れます。
これにより、救急受診した患者のER~救急治療~内科的治療~退院支援までシームレスに、学生や研修医がが主体的に関われる環境が構築できます。
これこそが、大学病院として求められる医療の形として見せるべき姿だと思っています

【学生教育】においては、多数の学生が臨床実習外で、希望して夜勤の診療に参加しに来るようになりました。
コロナによる臨床実習の制限は、逆に学びたい学生の意欲を刺激し、より真剣に、少ない機会をものにしたいと貪欲になる学生を生み出したように感じています。
また、臨床実習では「社会的に困難な患者が救急外来を受診するということがよくわかりました。もっと寄り添った対応が出来るようになりたい」という感想を書いてくる学生が増えています
これ、救急の実習の感想ですよ!?
私の伝えたいことが浸透している実感があります。
これまでの医療・救急医療・大学病院診療にい抜けていた視点をカバーできている気がします

研究がしたい、学会発表がしたい、論文が書きたい、先進医療電磁工学共同研究講座と一緒にものづくりがしたい、国際保健の勉強がしたい、、、などなど、いろんな夢や希望や、ただ何となくとか、で私の部屋にやってくる学生も増えていますすべてに上手に応えられているかどうかは分かりませんが、ひとつずつ、少しでも、お手伝いできれば。

【研究面】においては、2020年、名前の入った論文は6つ筆頭 2、Second/Last 2、でしたECMOnet論文の作成もお手伝いでき、ようやくJapanの取り組みを世界に発信出来てよかった
現在も、機器開発の研究、ECMO関係の研究、呼吸関係の研究、講座配属学生の研究、出雲MCとの研究、救急科の佐藤先生の研究、リハビリの佐藤先生の研究、スキルアップセンターの佐藤先生の研究、そろそろ書かないと本気で怒られるT-ICU様との研究等、様々なプロジェクトが立ち上がり、進行中
以前の三重大時代からの繋がりを生かしたプロジェクトも多く、人とのつながりに感謝する日々です

今年は、もっと、島根大学の松江キャンパスと出雲キャンパスの繋がりを構築することを目標に動いていきたいと思っています。
島根大学と島根医科大学が統合して20年近くたちますが、結局まだまだ一緒に仕事をしているという実感はありません
研究や地域活動などを通じて、もっと松江キャンパスの教官とのコミュニケーションを図っていきたい

【地域に出る】というコンセプトについては、様々な取り組みに首を突っ込んでみました
一番大きかったのはやはり起業のためのクラスルームに参加し、ここで本当にたくさんの貴重な仲間とのつながりが出来たことです
島根にはオモシロイ取り組みをしている人、ここから何かはじめてやる!という気概の人、特にそれを女性で実行しているパワフルな人がたくさんいます。
夢と希望しかありません。
この地域のパワーを医学部の学生・病院スタッフと掛け合わせていきたい。
これにより、大学に新たな風を吹かせることが出来る気がする。気がするだけ。たぶんもっと難しい。でも何もしないよりは多分、まし。

【2022年は】現状をさらにステップアップしていく
そのためには、まずは、救急医学講座のスタッフを5人にしたい
現在の4人では、24時間365日、スタッフを配置することが不可能、よって他の診療科から応援医師を依頼して成り立っている
これはとても助かっているものの、やはり、「当科として」これをする、ということを責任もって発言していくためにはやはり自前スタッフでなくては責任のある発言をすることができない
よって、あと1人、仲間が欲しい
どうか、どうか、どうかどなたかご紹介頂けると助かります
救急専門医でなくても構いません。学年や経験を問いません。目の前の仕事に全力を尽くすというマインドを持った方であれば、どなたでも大歓迎です
ひとまず3カ月とか、半年とか、短期間での参加も大歓迎です

以上、お願い申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます

今後ともよろしくお願い申し上げます

島根大学医学部救急医学講座 教授
島根大学医学部附属病院救命救急センター センター長
岩下義明