人材募集

地域と大学を結び世界に発信する救急医療を目指して

現状

  • 年間救急車2,500台、救急外来受診者数1万5千 → 1日 30~50名の救急受診
  • 救急科医師+院内各科からの診療支援医師で診療

主たる診療業務

  1. ER (外傷を除く)
  2. 入院 (敗血症、中毒、蘇生後、尿路感染症、不明熱、診断の確定しない患者、複数の診療科にまたがる重症患者など) 診療は、救急科と総合診療科が一体となって診療業務に当たっています。 重症・急性期は救急科で全身管理を行い、慢性期、地域への退院調整は総合診療科に転科して行うことがあります。

目標

目標
目標

第1段階

救急科専属のスタッフのみで救急外来業務を行う

第2段階

複数の診療科領域にまたがる全人的な治療を要する患者や、高齢者救急などの入院主治医になる

第3段階

人工呼吸を要する重症患者の主治医になる。特に呼吸不全患者は患者集約化に努める

第4段階

へき地の救急総合診療医との人材交流を進める

求める人材

上級医

  1. ER型救急のリーダー的存在となれる医師
  2. ECMOセンター化も見据えた、重症患者管理もできる救急・集中治療医
  3. コンスタントに学位を出せる研究基盤を構築できる医師
  4. 地域とつながる救急医療を創造できる医師
空を見上げる男女のドクター

初期~後期研修医

  1. 総合診療とオーバーラップする救急医療を実践したい医師
  2. 3次救急専門、Acute Care Surgeryの研修もしたい医師
  3. ERでの屋根瓦式教育体制の構築を行いたい医師
  4. 研究もしたい医師
熱心に話を聞く研修医たち

全員

  1. 野心
  2. レジリエンス
  3. 臨機応変

を持った医師

青空の下に集まるドクターたち

島大救急と地域 見学実習

背景

近年、救急医療は人工呼吸・人工心肺などの発達により、高度で専門的な医療が展開されている。一方、急性期医療後に自宅へ戻ることも視野に入れた視点も求められる。これを実現するためには、地域に根差した地域住民目線での住民理解の能力も求められる。本実習では、大学病院における急性期医療と地域の実際を体験することを目的とする。

モデルプラン

モデルプランのスケジュール
過去の実績

診療:島大救命救急センター、島大総合診療科など
研究:島大先進医療電磁工学共同研究講座など
教育:島大総合診療医育成センター
その他:コミュニティーナース見学、出雲ベースで島大学生と交流、出雲の文化(≒出雲観光)、出雲の食(≒出雲和牛、のどぐろなど)

島根スペシャルジェネラリストプログラム

ジェネラルのスペシャリストを目指す

島根大学急性期医療アライアンス

島根大学急性期医療アライアンスの図

救急・総合診療ダブルボード

背景

疾患や外傷の種類や重症度によらずその急性期治療を担う救急医と、地域に住むあらゆる患者の健康問題に向き合う総合診療医は、得意分野の差こそあれ、オーバーラップする領域もあり、連続した専門分野であると考えることができる。
島根大学病院救急科と総合診療科は病院内で一体となって診療を行っており、救急外来から自宅退院まで一貫した研修を行うことが可能である。

救急・総合診療ダブルボートという選択肢

近年、大病院においても高齢者や超急性期医療終了後の患者など、自宅に戻るまでを見据えたケアが必要となっている。地域中小病院では、先進医療の適応患者を見きわめ、適切な転院を行う必要がある。すなわち、救急・総合診療の両者の専門医を持つ医師は大病院においても地方中小病院においても必要とされている。

 島根大学病院では、両者を効率よく取得するためのプログラムを制定し、専門医取得後のサブスペシャリティ―やダブルボードの維持についても支援していく。

『地域を基盤とした救急・総合診療医』
『救急外来から自宅まで、ジェネラルのスペシャリスト』

救急・総合診療ダブルボードプログラム

プログラム例

 ※現在は専門医機構のプログラムに合わせて5年でのダブルボード取得も可能

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