ブログ

Hello! My name is Rie Sato, the assistant professor in Emergency and Critical Care Medicine in Shimane University.

I am so honor to have such a great opportunity to write this blog to inform the interesting activities that we are involved in.

皆様、はじめまして!助教の佐藤利栄です。この度、当講座のブログで発信する機会を頂きました!

当講座では、本学医学部の医学英語教育学講座と連携しながら、医学英語教育Medical English Educationに積極的に携わっています!

ホームページでも紹介されていますが、アドバンスト・イングリッシュスキルコースの一環として、通年で臨床英語という選択授業を担当しています。case presentationを学生にも積極的に行ってもらい、鑑別診断に基づき、必要な検査や治療について英語でのdiscussionを行っています。低学年からの参加も可能で、高学年の学生が適宜低学年の学生に医学的知識を英語で説明したりサポートを行い、屋根瓦式で理解を深めあっています。

また、医学英語教育の一環として、この度、医学部の低学年(1年生および2年生)を対象としたニュージーランド医学・看護学研修にも引率として同行させていただきました!2010年から続くこの研修ですが、COVID-19パンデミックの影響で、2019年度より現地開催を中止せざるを得なくなり、オンラインコースとして継続していました。今回、現地開催が再開されました!!Wow!!現地で、参加する学生さんたちは医学部低学年であり、医学的知識がまだ不十分です。そんな彼らにも、授業や施設見学の理解をより深めてもらうために、適宜英語または日本語で補足説明を行い、彼らの理解を助けながら、より正確な英語の理解のために通訳として、そして、研修期間中の身体的・精神的健康保持のための帯同医師としての役割を担う、重大任務でした。

病院で勤務していると、高学年の学生さんたちと接する機会は多いのですが、低学年の学生さんたちと触れ合う機会は非常に限られています。今回の研修引率で、低学年の学生さんたちとも交流を深められ、救急医学や、医学研究についても興味を持ってくれたようで、うれしく思います!

たった1週間という短い間ではありましたが、実際に現地で学生たちの成長を見ると、学生さんたちがニュージーランドの環境の中で学び、生活することを通じて、英語教育だけでなく、文化体験をすることの意義とその重要性を再確認しました。また、様々な問題に直面したとき、彼ら自身が、英語で、自分の力で問題解決すること、そして、健康をはじめとしたself-controlすることを通じて、人間としても成長することが、こんなにもはっきりと見ることができ、教員として非常にうれしく思いました!そして、このような素晴らしい機会を提供することの大切さを改めて痛感しました!

これからも、救急医学だけでなく、internationally open-mindedで、国際感覚を常に持ちつつづけながら、島根の医療と教育に尽力できればと思います!!